テンダーロイン賞

Red,Spain

明るいルビーの色合い。チェリーやベリーなどの果物の他、フローラルやスパイス、やや獣系の香水のようなニュアンスも。華やかで思わず幸せな気分になる香り。タンニンもほどよく、充実した果実味で、アフターにはバラのような余韻が残る。フィレ（テンダーロイン）をさっぱりと、塩やおろしポ
ン酢で。

Australia,Red

黒系のベリー＆チェリーのコンポートの香りに、ミントの清涼感が乗り、コク深いのにどこか爽やかな印象。豊富なタンニンは、ほどよく溶けて、全体的にバランスの良い仕上がりに。淡白な味の牛肉では負けてしまうので、しっかりと味わいの乗ったテンダーロインに合わせ、濃いめのソースで。

Red,Spain

黒系のチェリー＆ベリーの果実香に、リコリスなどのスパイスや、カカオ、コーヒー、樽由来のバニラやスモーキーなニュアンスも。緻密なタンニンと綺麗な酸がストラクチャーを構成する味わいだが、どこかチャーミングで親しみやすい。そこが、繊細で優しいテンダーロインに合うゆえん。極上のソースを添えて。

France,Red

カシスなど熟成した果実の香りに、カカオやシガーなど複雑な要素も。タンニン、酸ともにまろやかな味わいはコクがあり、樽のニュアンスが全体の印象を上品に持ち上げている。エレガントだが、とても力強い。炭火や鉄板でシンプルに調理したテンダーロインとは、まさに王道同士の組み合わせとなる。

Red,Spain

牛肉に合う赤として造られたワイン。ブラックチェリーを主体に、スパイス、トースト、樽由来のスモークウッドのニュアンスも。酸は爽やか、タンニンはまろやかで、余韻に残るチョコレートの風味も
親しみやすい。火が通りやすいフィレ肉は、やや厚めの 2～ 3 センチ以上で焼くとジューシーに仕上がる。