ワインペアリングコンテスト 2021 ラム部門特別協賛「コバップ社のラム」

スペインは羊肉生産量世界21 位(2019 年統計)だが、輸出国としては世界第6 位、EU では第2 位の一大生産国。

スペイン全土に11 万5 千件を超える羊農家があり、また各地には50 種類以上の固有種が存在する。

EU 諸国に70.2%、ペルシャ湾沿岸諸国に15.8% など、世界88 か国に輸出している。輸出量が多いということは、その品質が、海外において高く評価されている、ということに他ならない。

二国間協定を結んでいる国は36 か国にのぼり、日本とも2020 年1 月に協定が結ばれ、スペイン産ラム肉が解禁となった。

解禁に際しては、安心・安全の担保に充分な配慮が払われた。

EU およびスペインでは、ラム肉は生産過程を含むすべてのプロセスが、原産地から消費者の手に届くまで、70 を超えるさまざまな規則によって管理されている。

その厳格な管理のうえに、羊肉の対日輸出が認可された施設は20 軒。そのなかのひとつが、コバップ社である。

コバップ社の羊は、スペインを代表するメリノ種。スペインに伝来して以後800 年以上にわたり改良が続けられ、素晴らしい品質をキープしているこの羊が育つのが、イベリア半島の南部のアンダルシアやコルドバの、デエサと呼ばれる、森や野原が展開する自然の中で育てられる。地域には、世界最大のホルムオークの森が存在するという環境だ。

羊は、はじめの1 カ月は農場で放し飼されながら母羊のミルクで育ち、その後、フィードロット羊舎と呼ばれる肥育場において、穀物たっぷりのグレーンフェッドで養育される。すべての羊は、3 〜4 ヶ月の若い段階で出荷されるが、その間ずっと、専門の獣医スタッフが、絶え間なく、注意深く監視をおこなうことはいうまでもない。

飼料は、高品質の穀物をベースとし、すべて自社で生産されたもの。穀物ベースのグレーンフェッドゆえに、気になる匂いはまったくなく、むしろシンプルに焼き上げた際の香ばしさは垂涎に値する。

こうして丁寧に育てられた羊が、いよいよ日本市場にお目見えするのである。

昨今の消費者ニーズとして、「オーガニック」「サスティナブル」などの考え方が、急速に存在感を高めている。

消費者が、ワインという消費の際に、地球環境の保全や人びとの間の不均衡の是正などに配慮しようという姿勢をあらわすもので、今後の消費動向に大きな影響をおよぼすとの指摘もある。

コバップ社は、こうした流れにも敏感な企業で、その取り組みもさまざまにおこなっている。

そもそも羊が育てられるデエサの森は、持続可能性と生物多様性のお手本のような場所。

昨今の消費者ニーズとして、「オーガニック」「サスティナブル」などの考え方が、急速に存在感を高めている。

消費者が、ワインという消費の際に、地球環境の保全や人びとの間の不均衡の是正などに配慮しようという姿勢をあらわすもので、今後の消費動向に大きな影響をおよぼすとの指摘もある。

コバップ社は、こうした流れにも敏感な企業で、その取り組みもさまざまにおこなっている。

そもそも羊が育てられるデエサの森は、持続可能性と生物多様性のお手本のような場所。