オイスターワインコンテスト2019 審査員紹介と総評

審査員

審査員

浅野耕平氏

株式会社オペレーション・ファクトリー 商品企画部ディレクター

浅野耕平氏

浅野耕平氏

::プロフィール::
「世の中に必要とされる飲食事業を創造する」という社是のもと、新宿と大阪にオイスターバー ワーフを展開。生産者との繋がりを大切に新鮮な牡蠣を提供。
::総評::
エントリーされたワインの数だけ、オイスターとのマリアージュの提案があるのだと思います。コンテストの結果は、インポーターさんにも、オイスターバーのようなお店にも、今後の展開のヒントになるでしょう。これからはますます海外からのお客様が増えるでしょうから、注目されるのは、日本のワインと日本の牡蠣のペアリングですね。個人的には、スチューベンと室津牡蠣が面白かったです。

井上倫昭氏

フィッシャーマンズ・マーケット・オイスターバー オーナーシェフ

井上倫昭氏

井上倫昭氏

::プロフィール::
開業して7 年目になる新潟駅近くの店舗は、近隣はいうにおよばず県内のオイスター好きにとっての情報拠点。ことに新潟では、岩牡蠣が好まれるという。
::総評::
練りに練られたワインがエントリーされていて、審査がとても大変でした。選に漏れたワインも、点数的にはとても僅差です。インポーターさんも、牡蠣に合うワインというのがわかってきているのでしょう。これは業界として、とてもプラスなこと。ワイン単体としてそれほど印象に残らないワインも、牡蠣に合わせると素晴らしい力を発揮したりする。お互いに必要とし合っているのです。

上野慎一郎氏

株式会社アクアグローバルフーズ 代表取締役、豊久丸オイスターファーム代表

上野慎一郎氏

上野慎一郎氏

::プロフィール::
福岡県糸島を本拠に、牡蠣養殖、海外産オイスターの輸入、卸、販売、小売(かき小屋豊久丸)を経営。「濃厚みるくがき」などの牡蠣や海産物の取扱商品多数。
::総評::
エントリーされたワインは、多くがドライで、華やかな香り。そんな中で印象的だったのが、塩味が強めのワイン。意外に口あたりよく、アフターのフルーティーさが際立ち、真牡蠣にはこういうワインが合うのだなあと勉強になりました。また岩牡蠣に合うワインはまちまちだと思いました。独自の合わせ方でいいのでしょうね。意外性があったのは、南アフリカのシュナン・ブランでした。

長田温子氏

オイスターバー・ペスカデリア 統括マネージャー

長田温子氏

長田温子氏

::プロフィール::
「乾杯の一杯がビールから、泡や白ワインが主流になり、そしてロゼワインへ広がってきたことがうれしい」という無類のワイン好き。詳細なテイスティングには定評がある。
::総評::
エントリーされたワインの傾向が似てきたと思います。そんな中で私は、今回は。ひと口めに「美味しい!」と感じられるワインに注目しながら、ブラインドテイスティングをしてみました。あまりワインを飲まれないお客様にも、オイスターワインを楽しんでいただきたいな、と。品種でいうと、リースリング、ヴィオニエ、シュナン・ブランなど、心地よいアロマをもつワインに心惹かれました。ちまちだと思いました。独自の合わせ方でいいのでしょうね。意外性があったのは、南アフリカのシュナン・ブランでした。

杉本恵介氏

オイスターバー・ペスカデリア 株式会社テイクファイブ グランドシェフ

杉本恵介氏

杉本恵介氏

::プロフィール::
銀座、赤坂にオイスターバーを展開。夜ごとに美食家をうならせる牡蠣の専門家。「ペスカデリアへ行けばいつでも、杉本氏が選んだ旬のオイスターが食べられる」とのファン多数。
::総評::
2回、3回とコンテストを重ねるごとに、オイスターとのマリアージュの照準がどんどん絞られてきて、エントリーされたワインはほとんど外れがありませんでした。しかし、そんな中にも新たな発見はあり、ドイツのリースリングのオイスターワインとしての可能性や、品種としてはヴィオニエやコロンバールが気になりました。まだまだオイスターワインの幅は広がってくるように思います。

茅根浩邦氏

株式会社バル・ホールディングス 商品開発部 部長、株式会社山小三 取締役

茅根浩邦氏

茅根浩邦氏

::プロフィール::
全店舗の総料理長を経て、現在はバイヤーとして活躍。オイスターバー&レストラン オストレアは、都内に6 店舗を展開。株式会社山小三では牡蠣の卸も。
::総評::
「ソーヴィニヨン・ブランは牡蠣に合わせやすい」「酒精強化は生臭みをカバーする」「シュナン・ブランのふくよかな果実味は牡蠣に合う」などが今回の審査で印象的でした。牡蠣のトピックとしては、卵をもたない三倍体の牡蠣が認可をとり、夏場にも身入りのよい牡蠣が市場に出てくるようになってきた。暑い夏に、よく冷えた白と生牡蠣という合わせかたがさらに広がるチャンスかもしれません。

林 泰宇氏

FISH HOUSE OYSTER BAR グランドマネージャー

林 泰宇氏

林 泰宇氏

::プロフィール::
オーナーシェフ松下氏とは前職の同僚という間柄で、「オイスターの伝道師」として共に研鑽を積む。生牡蠣と飲み物のマリアージュや、牡蠣料理のメニューづくりなどには特に心を砕く。
::総評::
エントリーされたワインが厳選されていた。インポーターさんの研鑽が目に浮かびます。おそらく、実際にオイスターを食べながら、「このワインは真牡蠣に、こちらは岩牡蠣に合う」と、皆さんで研究されたのでは?個人的な印象としては、ロゼの優秀さが目立ちました。生はもとより、焼き牡蠣にも合う汎用性の高さが魅力です。オイスターワインとして、ロゼの認知度が高まるといいですね。

藤崎知也氏

グランド・セントラル・オイスターバー&レストラン ソムリエ

藤崎知也氏

藤崎知也氏

::プロフィール::
世界のワインには、グローバルなオイスターを」。こよなくワインを愛し、その世界観を楽しむために、牡蠣にも視野を広げたサービスには定評がある。
::総評::
今回、はじめて審査員として参加させていただきましたが、とても面白かったです。まず、これほど多数のワインを一時にブラインドテイスティングすることがないですし、実際に真牡蠣や岩牡蠣を食べながらテイスティングすることが新鮮でした。頭では合いそうなワインが、実際に口にしてみると合わなかったり、またその逆も。この経験は、お客様へのサービスにも活かせると思います。

松下敏宏氏

FISH HOUSE OYSTER BAR オーナーシェフ、株式会社カスケード 代表取締役

松下敏宏氏

松下敏宏氏

::プロフィール::
「かしこまった雰囲気ではなく、気どらずに利用していただける店を」との思いからオイスターバーを開業。日本のみならず、世界各地の「旬」の牡蠣を提供する。
::総評::
今回は点数が拮抗して、本当に審査が難しかった。方向性が似通ってきたということもあります。それは、3年間続けられたコンテストがブレなかったということ。そういう意味では、驚きが減ってきた。来年に向けては、これまでの傾向と対策を逆手にとり、まったく新しいタイプで挑戦してみる、という手もアリかもしれません。個人的には、ステンレスのシャルドネを見つめ直したいです。

山本智之氏

オイスターバー・クィーンエンジェル オーナーシェフ

山本智之氏

山本智之氏

::プロフィール::
新鮮な魚に恵まれ、また魚介好きが多い土地柄の静岡だが、それまでなぜかオイスターバーがなく「ならば、自分で作ろう」と開業してしまったほどのオイスター好き。
::総評::
昨年のオイスターワインの傾向がさらに研ぎ澄まされた感じですね。審査をしていて感じるのは、実際に牡蠣を口にしてみると、頭で考えていた相性とは違うこと。牡蠣を食べてはテイスティングするという繰り返しは、いつもながら大変でした。ソーヴィニヨン・ブランがオイスターに合うというのは、いよいよ決定的になってきたと感じました。品種としては、ヴィオニエが興味深かったです。
オイスターワインコンテスト2019 審査風景

オイスターワインコンテスト2019 審査風景


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