スパークリング賞

Australia,Sparkling

きめ細やかな泡。ベリーやアプリコット、白い花のようなアロマをもち、味わいには果実をすりつぶしたようなコクがある。しかし、印象はあくまでもドライで、キリっとしたフィニッシュが清々しい。生牡蠣や前菜に合わせる食前酒として絶好だが、魚介類全般と相性が良いので、食中酒としても楽しめる。

Japan,Sparkling

リンゴの香りは、かすかにスモーキーなニュアンスと相まって、アップルパ
イを連想させる。甘い香りとはうらはらに、味わいはしっかりとドライで濃
厚。余韻にもかすかな香ばしさがある。ボディがあり、インパクトもあるので、岩牡蠣や焼牡蠣などとも合う。牡蠣フライなどとも相性が良い。

Japan,Sparkling

抜栓後の泡の持続力が高いのは大きな魅力。バナナや洋梨を思わせるトロピカルな香りを主体に、熟成香や乾いたニュアンスも。ドライな味わいで、余韻には果実の旨味がある。単体でも充分に楽しめるバランスの良い一本だが、特に海外のオイスターに合わせると、双方の魅力が引き立つ。

Rose Sparkling,Spain

レモン、アプリコット、チェリーを思わせる果実香。味わいも、すっきりした赤系ベリーをほうふつさせ、コクと軽やかさのバランスが良い。香ばしさと、ほんのりとした酸味が残る余韻も上品。色味が濃いめで美しいので、フルートグラスで提供すると映える。生牡蠣はいうまでもなく、焼牡蠣にしても負けない。

Italy,Sparkling

葉野菜のグリーンのニュアンスがあり、果実味もオレンジの皮を思わせる、アロマティックな印象。若干の熟成感もある、コク深い味わいなので、真牡蠣よりも、三年物くらいの岩牡蠣に合いそう。さまざまな香辛料と合わせると、オイスターとのマリアージュに幅が出そう。中華料理の食中酒としても面白い。